「見つけたら教えて」 ネパール土石流、各国で家族を捜す動き

2026/08/28 17:03 

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 ネパール中部を襲った大規模な土石流を伴う洪水では1400人以上が行方不明となり、外国人観光客も多数含まれている。各国では家族や友人が交流サイト(SNS)に顔写真や氏名、最後に確認された場所などを公開し、情報提供を求める動きが広がっている。

 「ネパール洪水の行方不明者。拡散をお願いします」。オーストラリア在住のレシュマ・パテルさん(46)の家族や友人は、フェイスブックでこう呼びかけた。豪政府によると、28日時点でオーストラリア人39人が行方不明となっている。

 投稿によると、パテルさんは中国西部・チベット自治区にある聖地カイラス山への巡礼を終え、帰国する途中だった。26日午前9時ごろ、洪水が発生する約10分前に、他のツアー客らとともに中国との国境検問所の建物で所在が確認されたのを最後に、連絡が途切れたという。

 投稿した友人は「彼女を見かけた人や居場所の情報を持つ人は、直ちに家族か最寄りの警察に連絡してほしい」と訴え、投稿を広く拡散するよう呼びかけた。

 55人が行方不明とされるマレーシアでも、家族らがSNSで安否情報を募っている。国営ベルナマ通信によると、マレーシア人女性は27日、両親と叔父、叔母の計4人がカイラス山への巡礼ツアーに参加しており、行方不明だとSNSに投稿した。別の女性も、叔母一家が行方不明だとし、SNSで情報提供を呼びかけた。最後に連絡があったのは、中国との国境検問所だったという。

 ネパール警察は公式サイトで、外国人の行方不明者500人以上の氏名や国籍を公表。身元不明の犠牲者についても家族らが写真を確認できるよう、SNSで一覧へのリンクを公開している。【バンコク国本愛】

毎日新聞

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