中国、日本議員団との会談内容公表 日中共同声明の順守求める

2026/08/28 17:09 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 中国共産党の対外交流部門である中央対外連絡部は27日、陸慷(りく・こう)副部長と、訪中した中道改革連合の伊佐進一広報委員長ら日本の超党派の議員団による会談の内容を発表した。

 陸氏は「現在、中日関係は深刻な困難に陥っているが、根本的な原因は明らかだ」と指摘。台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁を念頭に、「歴史や台湾など重大な原則の問題は、中日関係の政治的な基礎と基本的な信義に関わっている」とクギを刺した。

 その上で、台湾を自国の領土とする中国の立場を「十分理解し、尊重」するとした1972年の日中共同声明など、日中間で交わした四つの政治文書の原則の順守を日本政府に対し働きかけるよう求めた。

 会談は27日午前に北京市内で行われた。伊佐氏によると、陸氏は首相答弁について「この発言あるいは認識が変わらない限りは、中国としては政策を変えるつもりはない」とも語った。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

国際

国際一覧>