中国、「台湾パビリオン」巡り抗議 光州ビエンナーレの参加中止

2026/09/03 18:49 

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 韓国・光州で5日に開幕する芸術祭「光州ビエンナーレ」に出展する台湾のパビリオンを巡り、在韓中国大使館は3日、主催者が「台湾」の名称を認めたことは「『一つの中国』原則に著しく違反している」と批判する報道官談話を発表した。

 ビエンナーレには各国や機構がパビリオンを出展。台湾のパビリオンについて、ポスターや公式文書で出展者の「国立台湾美術館」の略称「NTMOFA」と表記されていたことから、台湾当局が「当初の契約通り、『TAIWAN』とすべきだ」と求め、主催者のビエンナーレ財団が8月下旬に修正を認めていた。

 中国大使館は声明で「中韓関係の政治的基礎に損害を与えた」と糾弾し、財団と開催地の全南光州市に「誤りを正す」よう求めた。

 韓国メディアによると、ビエンナーレに作品を出展する予定だった中国人作家たちは3日、現地で記者会見を開き、作品の設置作業をやめて帰国すると明らかにした。

 これらを受け、韓国外務省は3日、「台湾に関する韓国政府の基本的な立場に変わりはない」とのコメントを発表した。

 その上で、「今回の決定は文化・芸術分野における民間の自主的な判断に基づくもので、韓国政府の台湾に関する立場とは無関係だ」と強調。「韓中関係や両国間の交流・協力に影響を及ぼさないことを願う」とした。【台北・林哲平、ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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