「ライバルでなくパートナー」中印首脳、国境問題の解決へ一致

2026/09/13 13:39 

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 ニューデリーで12日に行われた中国とインドの首脳会談で、習近平国家主席とモディ首相は、国境係争地問題の「公正かつ合理的で相互に受け入れ可能な解決」に向けて取り組む考えで合意。中印関係を「戦略的・長期的な見方で捉えるべきだ」との認識や、文化交流やビジネス上の連携などを進める必要性でも一致した。インド外務省が発表した。

 中国外務省によると、習氏は近年の両国関係の改善基調を「大切に扱う価値があるものだ」と強調。中印がグローバルサウス(新興・途上国)の一員として重要な責任を負っているとして「開放的で包摂的な多国間協力によって世界に利益をもたらすべきだ」と多国間枠組みでの協力強化を呼びかけた。「中印はライバルではなく協力パートナーだ」とも訴えた。

 一方、インド外務省によると、モディ氏は「両国は相互尊重、相互配慮、相互利益という三つの相互原則によって導かれなければならない」と強調し、「国境地帯の平和と平穏が2国間関係の継続的な発展にとって不可欠な基盤だ」と訴えた。会談では、貿易不均衡の問題などの懸念に対しても対処していく必要性で一致した。

 中印は、2020年にヒマラヤ山脈付近の国境係争地で衝突し、一時関係が冷え込んでいたが、24~25年の首脳会談で改善基調に転じていた。習氏は9月下旬に訪米を控えており、国境問題で摩擦を抱えるインドとの関係を安定させた上で、トランプ米大統領との会談に臨みたい思惑があるとみられる。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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