トランプ氏「ノルウェーは汚点残した」 平和賞に選ばれず不満

2026/10/10 14:50 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 トランプ米大統領は9日、ノルウェーのノーベル賞委員会がナバネセム・ピレイ元国連人権高等弁務官に今年のノーベル平和賞を授与すると発表したことを受け、自らが平和賞を受賞すべきだったとの認識を示し、「ノルウェーという国と不名誉で恥ずべき決定を下した人々にとって消しがたい汚点になった」と不満をあらわにした。米東部ニューヨーク州で行われた選挙集会で発言した。

 トランプ氏はピレイ氏について、「聞いたこともない謎の人物」といらだちをにじませた。自身がイランの核保有を阻止したなどと主張し、「私は八つの戦争を終わらせた。本来であれば八つのノーベル賞を受け取るべきだ」と声を荒らげた。東アジアの安全保障にも言及し、「私は日常的に韓国と北朝鮮、日本と北朝鮮、中国と台湾の戦争を防いでいる」とも語った。

 その上で、「少数の急進派によってノーベル平和賞は永遠に信用を失った」と述べ、ノーベル賞委員会を批判。「我が国が食い物にされているさらなる印だ。私たちはノルウェーを忘れない」と訴えた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース