教皇、プーチン氏に電話で停戦要求 ウクライナ南部で人道危機

2026/10/17 10:36 

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 ローマ教皇レオ14世は16日、ロシアのプーチン大統領と電話協議した。ロシアが占領するウクライナ南部ヘルソン州オレシュキの深刻な人道状況について深い懸念を伝達。食料や医療の支援を届け、民間人を避難させるために停戦を求めた。教皇庁(バチカン)が発表した。

 ロシア大統領府は声明で「(オレシュキの)住民の安全確保と生活必需品の供給開始に必要な環境整備について、両者は協力することで合意した」と説明した。ただ、停戦には言及していない。

 教皇は13日に肺腺がんを切除する手術を受けたばかりで、ローマの病院に入院中。術後の回復は順調とバチカンは説明しており、16日には院内でミサを行い、医師や看護師らに謝意を示した。プーチン氏との電話協議は2025年6月以来で、対話と平和を促進する決意を改めて表明したという。

 ドニプロ川の東岸に位置するオレシュキは、ロシアが22年2月にウクライナへの全面侵攻を始めて間もなく占領した。特に食料不足が深刻とされるが、露ウクライナ双方が支援物資の搬入を妨害しているとお互いを非難し合っている。【ロンドン福永方人】

毎日新聞

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