マイカー自粛、クラクション24時間禁止 APEC控える中国・深圳

2026/10/16 22:24 

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 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を11月18、19の両日に控える中国南部・広東省深圳市が、交通環境の改善に躍起になっている。今月15日には、渋滞解消のため、市民らに期間前後のマイカー利用自粛を求めるキャンペーンを開始。11月1日からは、緊急時などを除き、全域でクラクションの使用を24時間禁止する。

 ◇朝晩の交通渋滞が課題の深圳

 市によると、自粛対象期間は11月16~20日。市警察のシステム上でマイカーの利用を控えると申請した市民らに、特典と交換できるポイントなどを贈る。開始から3時間で2万人の申請があったという。期間中は交通規制や地下鉄などの増便を行う予定で、市は在宅勤務なども推奨している。

 深圳市は1978年開始の改革・開放政策に伴い急速に発展した大都市。電気自動車世界最大手の比亜迪(BYD)や通信機器大手華為技術(ファーウェイ)が本社を構え、人口は1800万人を超える。朝晩の交通渋滞が課題となっており、SNSではキャンペーンを好意的に受け止める意見が目立っている。

 ただ、クラクション禁止には「緊急時に鳴らすのをちゅうちょしてしまうのではないか」「スマートフォンを見ていて信号が青になっても動かない車もいるが、どうすればいいのか」といった懸念の声が上がる。禁止措置は5年間続き、違反者には300元(約7100円)の罰金が科されるという。

 クラクション禁止を巡っては、近郊の広州市でも21年から同様の措置が講じられているほか、北京市や上海市などの大都市でも一部区域で導入されている。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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