G7、チョルノービリ原発修復に460億円 露軍ドローンで損傷

2026/10/16 16:09 

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 主要7カ国(G7)は15日、バンコクで開いた財務相・中央銀行総裁会議で、ロシアの無人機(ドローン)衝突で損傷したウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原発の修復に計2億6000万ユーロ(約460億円)を拠出することを決めた。議長国のフランスが発表した。ただ、修復の総額は5億ユーロ規模とされ、G7以外の国にも拠出を呼びかける。

 1986年4月に事故が起きたチョルノービリ原発は、2025年2月、事故炉を覆う金属製のシェルターの屋根にドローンが衝突。放射性物質を内部にとどめる機能が損なわれた。現在は応急措置を施しているが、本格修復に向けた資金調達が課題となっている。

 会議では、複数の国が資金を拠出する意向を表明した模様だ。国名や内訳は不明だが、米国や欧州連合(EU)、英国、ドイツは発表済み。G7はさらなる資金拠出を呼びかけるため、フランス、ウクライナ、欧州復興開発銀行(EBRD)による支援国会議を11月9日にパリで開く。

 チョルノービリの事故炉は、金属製シェルターの内部で、「石棺」と呼ばれるコンクリート製の旧シェルターに覆われている。石棺は事故直後に建設されたため劣化が進み、崩落リスクが高まり解体が議論されていただけに、新シェルターの修復が急がれている。【ブリュッセル岡大介】

毎日新聞

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