イエメン大統領宮殿にミサイル、警備員2人死亡 首相らは無事

2026/10/16 09:06 

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 イエメンの親イラン武装組織フーシ派は15日、暫定政権が拠点とする南部アデンの大統領宮殿に向けてミサイル5発を発射した。ロイター通信が報じた。首相や閣僚にけがはなかったが、警備員2人が死亡したとしている。

 イエメンでは9月以降、サウジアラビアが支援する暫定政権とフーシ派の全面的な戦闘が再燃した。フーシ派系メディアによると、フーシ派関係者は宮殿施設内にあるサウジ運営の軍事作戦本部や武器庫を標的にしたと主張している。

 フーシ派は今月上旬に暫定政権が大規模な軍事作戦を開始して以来、敵対するサウジの空港や石油施設への攻撃を強めてきた。サウジ主導の連合軍によると、首都リヤドにあるキング・ハリド国際空港は今月、フーシ派から20回に及ぶ攻撃を受け、計17人が死亡、333人が負傷した。その他にも、サウジ国内の数十カ所の空港や石油施設、港湾が標的になったという。連合軍は空港に対する攻撃について「地域の安全保障に対する脅威だ」と非難している。

 戦闘は、国際会議にも影響を及ぼしている。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、欧州連合(EU)は24日にリヤドで開催予定だった湾岸協力会議(GCC)との首脳会合を延期すると発表した。安全上の懸念が理由とみられる。【カイロ古川幸奈】

毎日新聞

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