新庄監督の「秘策」出せず 日本ハム3連敗で敗退 CSファイナル

2026/10/16 23:09 

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 ◇○ソフトバンク6―2日本ハム●(16日・みずほペイ)

 シーズン5勝18敗2分けと大きく負け越したソフトバンクにクライマックスシリーズ(CS)でも3連敗を喫した日本ハム。新庄剛志監督が「完敗です」と脱帽したように、持ち味を出せないまま屈した。

 CSファイナルステージを前に新庄監督は「常に秘策を考えている」と語っていた。シーズン中は、プロ野球ではあまり見られない2ランスクイズを決め、西武とのCSファーストステージでもスクイズと見せかけながら実行せず、相手投手の暴投を誘って得点した。

 「何を仕掛けてくるか全く分からない」(西武・西口文也監督)という「不気味さ」を抱かせながら、リーグ最多の本塁打数を誇る長打力も駆使して得点を重ねるのが日本ハムの特長だ。

 しかし、ソフトバンクには通じなかった。「(作戦を出すための)条件がそろわない」。新庄監督は第3戦の試合前にそう漏らした。この3試合は特に相手の救援陣に抑え込まれ、奇襲を仕掛けるための舞台を整えることもできなかった。中心打者の清宮幸太郎も勝敗を分けたポイントに「得点力」を挙げた。

 シーズンの勝ち越しが「16」を数え、3年連続でCS進出を果たしたことは評価されるだろう。しかし、貯金「42」の王者との実力差は歴然だった。「悔し過ぎます。来年は変わると思いますよ」と新庄監督。この経験を糧にしてみせる。【黒詰拓也】

毎日新聞

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