都議選の女性当選者、過去最多48人 党派別では共産が最多13人

2025/06/23 10:47 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 東京都議選の女性当選者は48人となり、2021年の前回選から7人増えて過去最多を更新した。1997年以降8回連続で増えており、当選者に占める女性の割合も前回比6ポイント増の38%で過去最多となった。

 総務省の集計によると、24年末時点で全都道府県議会に占める女性の割合は14・6%だった。東京都が33・1%と全国トップで、香川県(22・5%)、京都府(22・4%)が続いた。都議会は今回の選挙でさらに突出することになった。

 党派別では、共産党の13人が最も多く、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」12人▽公明党6人▽立憲民主党4人▽国民民主党2人▽自民党、参政党、・東京・生活者ネットワーク各1人――など。

 女性候補者数も毎日新聞の集計で99人と、前回選(76人)を上回って過去最高だった。小池氏は13日の定例記者会見で「女性の議員が増えるにはまず立候補しないと始まらない。女性の皆さんが立候補されることが普通になってきたのは喜ばしい」と述べていた。【柿崎誠】

毎日新聞

政治

政治一覧>