石破茂首相（自民党総裁）は２３日、東京都議選（定数１２７）で自民が過去最低の２１議席にとどまったことについて「非常に厳しい審判をいただいた。この結果の分析はすぐにできるわけではないが、我々としてどのような訴えが（有権者に）届かなかったのかということをきちんと分析して、今後に生かしていかなければならない」と述べた。訪問先の沖縄県糸満市で記者団の質問に答えた。

　自民は過去最低だった２０１７年の２３議席を下回り、４年ぶりに第１会派から陥落。参院選の前哨戦として石破政権への打撃となった。【大野航太郎】