参政党の神谷代表「高齢の女性は子ども産めない」 公示第一声で言及
参政党の神谷宗幣代表は3日、東京都内での演説で「高齢の女性は子どもが産めない」と述べ、若い女性が子どもを産みやすくなる社会の実現を訴えた。YouTubeの党の公式チャンネルの動画では、発言の該当部分が視聴できない状態になっている。
この日は参院選が公示され、神谷氏は東京・銀座で第一声。少子化対策について言及し、「申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働けとやり過ぎた」と主張。「だから少しバランスを取って、大学や高校を出たら働くこともいいし、家庭に入って子どもを育てるのもいい」と述べた。
神谷氏は演説後、記者団に発言の真意について問われ「生物学的に女性はどこかで限界が来る。適齢期に子どもが産める世代の女性に1人でもたくさん産んでもらえば出生率が上がっていく。そういう物理的、生物学的な話をしただけだ。(出産の限界は)何歳とか、そういうのはない」と語り、発言の撤回はしなかった。【畠山嵩】
◇参政党の神谷代表の発言
参政党は少子化にも、ものすごく力を入れていきます。今まで間違えたんですよ。男女共同参画とか。もちろん女性の社会進出はいいことです。どんどん働いてもらえば結構。けれども、子どもを産めるのも若い女性しかいないわけですよ。
これよく差別だという人がいますけど違います。現実です。いいですか、男性や、申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。
だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子ども産みたいなとか、子ども産んだほうが安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働けってやり過ぎちゃったわけですよ。やり過ぎたんです。
だから少しバランスを取って、大学や高校出たら働くこともいいし、家庭に入って子どもを育てるのもいいですよと。その代わり子育てだけだったら収入がなくなるから、月10万円、子ども1人当たり月10万円の教育給付金を参政党は渡したいというふうに考えています。
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