鈴木法相、総裁選の前倒し求める意向表明 石破内閣の閣僚で初

2025/09/05 12:06 

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 鈴木馨祐法相は5日、自民党総裁選の前倒し実施を求める署名を8日に党本部に提出する考えを自身のブログで表明した。石破茂内閣の閣僚で、総裁選の前倒しに賛成する意向を示したのは初めて。

 鈴木氏は衆参両院で与党が過半数割れとなったことを巡り「さまざまな課題が山積する中、政治が停滞することは許されない。党の信頼回復のためにも一致結束してゼロから出直すことが必要だ」と指摘。少数与党の現状を打破するため、新たな連立枠組みなどについて「真摯(しんし)に議論する必要がある」とし、「今の状況では総裁選を前倒しして実施することが最善と判断した」と記した。

 鈴木氏は衆院比例南関東ブロック選出で当選6回。麻生派に所属している。2024年11月に発足した第2次石破内閣で初入閣した。【高橋祐貴】

毎日新聞

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