立憲・野田代表「重たい決断を下された」 公明の連立離脱に言及

2025/10/10 19:11 

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 立憲民主党の野田佳彦代表は10日、公明党が連立政権からの離脱を表明したことを受け、「野党第1党、第2党、第3党がしっかり固まれば、間違いなく(自民の)196(議席)を超すことはできると思う。いろんな意味で何が起こるか分からない状況だ」と結集を呼び掛けた。

 野田氏は、公明の連立離脱について「本当に重たい決断を下された。政治とカネの問題で、あまりにも自民党に反省が見られないことに相当な危機感を持ったということだと思う」と評価。公明が求める企業・団体献金の規制強化について「一緒に法案を作ったりすることは可能なのか、協議したい」と述べた。

 自民の高市早苗総裁が、裏金事件に関与した旧安倍派幹部の萩生田光一氏を幹事長代行に起用したことについても「ある種、逆なでするようなことも加わって、重たい決断になったんだろう」と言及。「自民党内に大きな変化が、激動が走るのではないか」との見方を示した。【富美月】

毎日新聞

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