<1分で解説>「私の辞任で解決するなら」公明の連立離脱に萩生田氏

2025/10/16 15:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 自民党の萩生田光一幹事長代行が15日、インターネット番組に出演し、公明党の連立離脱について「(離脱の)問題が解決するなら身を引く覚悟もある」と高市早苗総裁に伝えていたことを明かしました。萩生田氏は派閥裏金問題で党内処分を受けています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「公明の連立離脱と萩生田氏の発言」を解説します。

Q 萩生田氏はどうして「身を引く覚悟もある」と伝えたの?

A 萩生田氏は「(公明側に)不快感を与えたという報道があった」として辞任を考えたそうです。「連立解消になると高市政権の船出がさらに波高くなる。それは本意じゃない。仮に私の役職(辞任)で解決するなら、やむを得ないという思いもあった」と話しました。

Q 高市氏の反応は?

A 「公明党は(萩生田氏起用を)問題視してはいない」と慰留されたといいます。

Q 萩生田氏はどうして批判されているの?

A 萩生田氏は派閥裏金問題で党内の処分を受けており、政策秘書(当時)も今年8月に政治資金規正法違反で罰金の略式命令を受けました。その中で重要な役職に就いたことが一部で批判されています。

Q 略式命令を受けたことについて萩生田氏の反応は?

A 「私自身の監督不行き届きがあった」と謝り、今後は再発しないように取り組むと話しています。

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース