維新・馬場氏、まずは「閣外協力がよい」 閣内は「環境がまだ」

2025/10/19 18:55 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本維新の会の馬場伸幸前代表は19日、連立政権を見据えた政策協議を進めている自民党との連携のあり方について、当面は維新が閣僚を出さず、政策協定を結び与党として政権に参加する「閣外協力」が望ましいとの認識を示した。

 大阪市内であった党常任役員会後、記者団に「すぐに閣内に入って歩みを進めていく環境はまだできていない。(閣内協力は)徐々に一緒に仕事をして実績を作っていく中で出てくる話ではないか。スタートする時は閣外協力が良いと思う」と述べた。

 また「役員会でも意見を言ったメンバーは全員、『閣外がよい』とという旨の発言をした」と明らかにした。

 両党の協議では、維新からも閣僚を出す「閣内協力」を自民が要請し、複数の閣僚ポストを提示している。

 また、20日に両党が合意する場合、吉村洋文代表(大阪府知事)が上京し、合意書に調印するとの見通しを示した。【加藤明子、安部志帆子】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース