独自色探る参政党、高市政権には「是々非々で」 方向性重なる政策も

2026/02/11 19:43 

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 8日投開票の衆院選で、少数野党では、参政党とチームみらいが議席を大きく伸ばした。高市早苗首相が1強体制を築いた政権を前に、独自色の発揮を模索している。

 参政は公示前の2から15議席に増やした。神谷宗幣代表は9日の記者会見で、政権との距離について「野党だから何でも反対ではなく、政策ごとに是々非々で向き合っていく」と強調。「自民党が極端にリベラルに行ったり、国民の富が海外に流出する政策や法案が通ったりしそうな時には全力で止める」と語った。

 首相が意欲を示す日本の国旗を損壊するなどした場合に刑事罰を科す日本国国章損壊罪(国旗損壊罪)の創設を巡り、参政は昨年10月に刑法改正案を単独で参院に提出し、方向性が重なる。

 自民と日本維新の会の与党会派が過半数に5議席足りない参院でも、参政は15議席を有し、与党に協力すれば過半数に届く。保守色の強い政策で政権と足並みをそろえる可能性がある。

 みらいは衆院選で各党が掲げた消費減税を公約に盛り込まず、議席をゼロから11に伸ばした。安野貴博党首は8日の会見で「『そもそも消費減税しなくてもよいのではないか』と世の中に発信できるようになるのは大きな意義だ」と主張。消費減税などを巡って与野党が協議する「国民会議」への参加を求めている。【田中裕之】

毎日新聞

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