<1分で解説>高市首相応援の馳氏、石川知事選で敗北 自民内の反応

2026/03/10 16:26 

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 8日投開票の石川県知事選で自民党と日本維新の会が推薦した現職の馳浩氏が新人に敗れました。高市早苗首相(自民総裁)が応援演説に行くなど異例の対応がありましたが、与党内では2月の衆院選の勢いに陰りが出ているとの指摘も出ています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「石川知事選で高市首相応援の馳氏敗北」を解説します。

Q 馳氏はどんな人なんだっけ。

A 自民党と日本維新の会が推薦した現職で、2022年から知事を務めていました。

Q 高市早苗首相が応援に行ったのは珍しいことなの?

A 首相自身が地方選挙で応援演説に行くのは珍しいことです。

Q 敗北を受けた首相の反応は?

A 首相は9日の自民役員会で「残念な結果となった」と述べました。関係者によると、役員会は「選挙結果もあって、暗い雰囲気だった」ということです。

Q 2月の衆院選で自民は圧勝したよね。

A はい。単独で3分の2を獲得しました。そのため、自民のベテランは「党執行部が高市人気に乗れば勝てると思ったのだろう」と話しています。一方で、馳氏が敗れたことで「衆院選で大勝した気の緩みが出たのではないか」と指摘しました。

Q 応援に行ったことについて野党の反応は?

A 首相が石川入りした2月28日は米国とイスラエルがイランを軍事攻撃した初日でした。中道改革連合の小川淳也代表は9日の衆院予算委員会で「応援に行くこと自体に賛否があった」と指摘しました。これに対し首相は「不適切だったとは思わない。危機管理は十分行ったつもりだ」と述べました。

Q 今回の結果はどんな影響がありそうなの?

A 今年は秋の沖縄県知事選など複数の知事選が予定され、2027年春には統一地方選があります。地方選の結果が政権の体力を奪う可能性もあり、自民関係者は「知事選にまで顔を出せば、『他の選挙はどうするんだ』と首相自身の首を絞めることになる」と懸念しています。

毎日新聞

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