茨城・神栖市長選、全票再々点検へ 落選陣営が申し立て

2026/03/17 18:49 

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 得票同数となりくじ引きで木内敏之氏(64)が初当選した茨城県神栖市長選を巡り、県選挙管理委員会は17日、全票の再々点検を21日に実施すると決めた。落選した石田進氏(67)の陣営から2025年12月、再々点検を求める申し立てが2件あり、県選管が受理していた。

 石田氏の陣営は、木内氏の有効票の中に「まんじゅうや」「だんごや」という記載のみの票があり、それらを無効票として扱うことなどを申し立てている。県選管によると、21日は全3万3667票を点検し、有効か無効かを慎重に判断する必要がある票を抽出。各陣営の立会人から要望があった票も抽出し、その票の有効・無効は4月以降に開催予定の委員会で判断する。長時間、集中して点検できる環境を確保するため、非公開で行う。

 定例会終了後、報道陣の取材に応じた県選管の星野学委員長は「県民の皆さんの関心が高く、県選管として信頼に応えるためにも、改めて票を確認させていただくことになった」と説明した。

 市長選は現職だった石田氏と新人だった木内氏の一騎打ちで25年11月9日に投開票された。両者同数となり公職選挙法に基づくくじ引きで木内氏が当選。石田氏陣営からの申し立てで市選管が同26日に全票を再点検したが結果は変わらず同数だった。【鈴木敬子】

毎日新聞

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