「担当者を外せ」パワハラで処分の前市局長、大阪府の特別参与に

2026/04/01 17:12 

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 部下にパワーハラスメントをしたとして減給の懲戒処分を受けた大阪市の前経済戦略局長が1日、大阪府の特別参与に委嘱された。市を退職する直前の処分で、実際に減給はされずに府で新たな職務に就いた。

 特別参与になったのは岡本圭司氏(68)。2024年以降、「担当者を外せ」「そもそもの能力・資質に欠ける」などと部下に発言したとして26件のパワハラが認定された。

 市は3月30日付で減給10分の1(6カ月)としたが、31日に局長の任期終了に伴って市を退職したことから、減給されなかった。

 岡本氏は元々、府で府民文化部長などを歴任した後、市の公募に合格して経済戦略局長に就いていた。

 府は「25年大阪・関西万博後の大阪の更なる魅力発信のために、岡本氏の豊富な知識が必要だった」と委嘱の理由を説明している。

 吉村洋文知事は記者団に「パワハラはあってはならないが、能力は間違いない。本人も反省しており、アドバイスをもらうことにした」と語った。

 特別参与は非常勤で、委嘱期間は1日から1年間。【面川美栄】

毎日新聞

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