首相、イラン情勢に「悪戦苦闘している最中」 政権半年振り返り
高市早苗首相は政権発足から半年となった21日、首相官邸で記者団に政権運営で難しさを感じた点を問われ、「外交」を挙げた。緊迫化するイラン情勢について「毎日毎日、状況が変わっている」とした上で、原油不足を受けた調達先の多角化などの取り組みに「今、悪戦苦闘している最中だ」と率直な心境を語った。
首相は、事実上の封鎖が続く原油輸送の要衝ホルムズ海峡について「安全に通過して外に出られる環境を作りたいと一生懸命頑張っている」と説明。原油などのサプライチェーン(供給網)強化に関し「今しっかり取り組みをやっておけばこれからの世代も安心して生活していける」とした。
手応えを感じた分野でも外交を挙げ、外交力の強化に向けて「かなり歩みを進められたのではないか」と語った。各国首脳との個別会談や、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)などマルチ会合への出席を重ねてきたと振り返り、「一歩ずつ、国際社会で日本の存在感を高めていく。多くの国から信頼され、頼りにされる国であり続けたい」と語った。
初の女性首相として政権運営を担っていることについては「男性か女性かではなく、主権者の代表としての矜持(きょうじ)を持っている。国民全体のために一生懸命働いていきたい」と述べた。【高良駿輔】
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