高市首相「秘書を信じる」 総裁選での「中傷動画」報道を否定

2026/05/11 16:59 

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 高市早苗首相は11日の参院決算委員会で、自民党総裁選で首相陣営が対立候補を中傷するショート動画を作成していたなどとする週刊文春の報道について、「秘書から一切行っていないと報告を受けている」と否定した。「私は秘書を信じる」とも主張した。立憲民主党の森裕子氏への答弁。

 週刊文春は、昨年10月の総裁選と今年2月の衆院選で、首相の公設第1秘書が陣営スタッフに、対立候補へのネガティブ(否定的)な動画作成を依頼し、SNSで拡散させたと報じた。動画投稿に関し、秘書がスタッフに送信したとする複数のメッセージも載せた。

 首相は決算委で「高市事務所と陣営では運営するアカウントでのSNS発信は行ったが、それ以外のアカウントでの発信は行っていない」と説明。「他の候補に関するネガティブな動画を作成して発信することは一切行っていないと報告を受けている」と述べた。

 報じられた内容は秘書に「電話で確認した」とし、スタッフについては「私自身も秘書も面識がない」と強調。「自身の流儀」として、選挙で「他の政党の政策に関して意見を言うことはあっても、対立候補の人格攻撃をしたことはない」と主張した。

 森氏が「秘書のメッセージは全くの事実無根、捏造(ねつぞう)か」とただすと、首相は「週刊誌の記事を信じるか、秘書を信じるかというと、私は秘書を信じる」と語った。【田中裕之】

毎日新聞

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