中道、旧宮家の男系男子養子案「認めることも」 皇族確保案了承

2026/05/11 20:33 

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 中道改革連合は11日、「安定的な皇位継承に関する検討本部」を国会内で開き、皇族数確保策として旧宮家出身の男系男子と皇族の養子縁組について「認めることも考えられる」などとする案を了承した。12日の執行役員会で正式決定し、衆参両院が15日開催で調整している各党参加の全体会議で意見表明する。

 皇族確保策を巡り、国会では①女性皇族が結婚後も皇族の身分を持つ②旧宮家出身の男系男子を皇族の養子とする――の2案を軸に議論が進み、与党や国民民主党などが賛同をすでに表明している。

 中道は今月7日の検討本部の会合で、笠浩史本部長が①、②のいずれも原則として容認する案を提示したが、②については中道結党前の立憲民主党が野田佳彦前代表らを中心に慎重姿勢をとっていた経緯もあり、立憲出身議員を中心に慎重な対応を求めていた。

 11日の検討本部では、笠氏が党内意見を踏まえた修正案を提示。皇族確保策の優先的な方策として①に賛同し、女性皇族の夫と子への身分付与に関しては当事者の意向などを勘案しながら適時適切に対応するとして、皇室典範の「付則の検討条項として定める」ことを求めた。②については「認めることも考えられる」とし、要件や手続きについては慎重な制度設計を行うべきだとした。【富美月、森口沙織】

毎日新聞

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