日本、G7サミットでレアアースの備蓄提案へ 市場の安定化狙い

2026/06/11 16:59 

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 高市早苗首相は、フランス東部エビアンで15~17日に開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、中国政府が輸出管理を厳格化するレアアース(希土類)の備蓄を提案する方針を固めた。輸出規制で供給途絶や価格高騰が発生した場合に、各国政府が自国の企業に放出することで市場の安定化につなげる狙い。

 日本との関係が悪化する中国は1月、レアアースを含む対日輸出規制措置を発表。レアアースは市場規模が小さく、規制によって価格が高騰している。日本は自動車のモーターに使われるネオジムなどを重視するが、日本の提案では各国がその産業構造に合わせて必要なレアアースを備蓄。協調放出の仕組みで安定供給を目指す。

 日本では1983年度から独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)がレアアースを含むレアメタルの国家備蓄を開始した。こうした仕組みも参考に、日本同様にレアアースを産出しない消費国に備蓄を呼びかける方針。【田所柳子】

毎日新聞

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