アジア・アジアパラ大会 愛知県と名古屋市の支出が1900億円に

2025/02/22 14:49 

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 2026年に愛知県と名古屋市で共催されるアジア・アジアパラ競技大会で、県と市が支出する大会経費などの総額が現時点で約1900億円に上ることが明らかになった。

 県は21日、観客の輸送や警備などにかかる大会関連経費が26年度までに383億円を見込むと発表。組織委員会(会長・大村秀章愛知県知事)に支払う大会経費の898億円(宝くじの収益金など含む)と合わせると、県の支出額は1281億円となる。名古屋市も大会経費を432億円、関連経費を192億円と発表している。

 大会経費を巡り、組織委員会は当初、アジア大会が850億円、パラ大会が200億~230億円との概算を公表していた。しかし、物価高騰などの影響を受け、総額が大幅に膨らんでいることから、県などが国への支援を求めている。【加藤沙波】

毎日新聞

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