国公立大2次試験始まる 志願者42万人、東大は法人化以降で最少

2025/02/25 09:35 

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 国公立大2次試験の前期日程が25日、全国の大学で始まった。文部科学省によると、2次試験の確定志願者数は前年から5241人増の42万8501人。前期日程の志願者数は23万5719人で、募集人員に対する倍率は前年と同じ2・9倍。

 東京大では午前9時半に国語の試験が始まった。東大によると、前期日程の志願者数は8421人で前年より1011人少なく、2004年度の国立大学法人化以降で最少だった。倍率は2・8倍。東大は24年9月、25年度の学部入学者から授業料を引き上げると発表しており、影響について担当者は「データを詳細に分析する」としている。

 大学入学共通テストの結果で2次試験の受験者を門前払いする「2段階選抜」は全ての科類で実施され、2次試験に進んだのは7503人。うち女性は2割強の1727人だった。【斎藤文太郎】

毎日新聞

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