西鉄天神大牟田線でダイヤ乱れ 2次試験の九大「監督者に相談を」

2025/02/25 11:30 

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 25日午前6時40分ごろ、西鉄天神大牟田線の下大利(しもおおり)―都府楼前(とふろうまえ)間にある踏切(福岡県太宰府市)を通過した、筑紫発西鉄福岡(天神)行き普通電車の乗務員が異音がするのを確認した。調べたところ、踏切内の上りのレールの一部が破断しているのを発見。信号が正常に作動しないトラブルも発生した。西鉄はこの区間で徐行運転するなどして対応しており、運休や遅れが生じている。

 西鉄によると、復旧作業のため、午前11時半から天神大牟田線の春日原(かすがばる)―筑紫間の上下線と太宰府線(西鉄二日市―太宰府)の全線で運行を見合わせ、西鉄福岡(天神)―春日原間と筑紫―大牟田間で折り返し運行をする。25日午後1時ごろには復旧する見込みという。

 25日から全国で国公立大の2次試験がスタートしており、九州大(福岡市西区)も午前10時から外国語の日程だった。九州大は今回のような交通機関の事故などやむを得ない理由で遅刻した場合、試験監督者に申し出るよう求めている。【平川昌範】

毎日新聞

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