生理用品の配備訴えた県議に殺害予告メール8000通 三重

2025/04/01 08:00 

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 自身の殺害を予告するメールが届いたとして共産党の吉田紋華三重県議(27)が3月31日、津署に被害届を提出し、受理されたことを明らかにした。吉田県議や県議会事務局によると、3月28日午後8時ごろから31日午後4時ごろまで、県議会事務局に同じメールアドレスから1分おきに、合計で約8000通のメールが届いたという。「いい歳して非常用ナプキンを持ち歩かない吉田あやか議員を殺害します!」の件名で、本文も殺害に言及する内容だったという。

 吉田県議は3月25日にX(ツイッター)に「トイレットペーパーみたいに、生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」などと投稿していた。

 31日に議会事務局から連絡を受けた吉田県議は県庁で記者会見を開き、「大変恐怖を感じている。県議として責任を果たすために仕事をしており、萎縮する。警察にはしっかり捜査してもらいたい」と語った。【渋谷雅也】

毎日新聞

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