プロ野球・巨人の名三塁手として活躍し、巨人監督やアテネ・オリンピック日本代表監督を務めた長嶋茂雄さんが３日、肺炎のため死去した。８９歳だった。

　読売巨人軍の山口寿一オーナーは次の談話を発表した。

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　悲報に接し、言葉が見つかりません。子供のころ、ジャイアンツとは長嶋さんのチームでした。その思いは今も変わりません。「燃える男」の勝負強さと、太陽のような明るさ。高度成長の時代を体現したスーパースターであり、野球界をけん引した「ミスタープロ野球」でした。病に倒れられた後も野球への情熱は衰えることがなく、最後まで東京ドームに来て、監督、コーチ、選手を激励してくださいました。長嶋さんの志は、後輩たちが確実に受け継いでいきます。心よりご冥福をお祈りいたします。