ライフジャケット着用徹底を 子供は海水浴でも必要 浮輪にもリスク
海でのレジャーが本格化する夏休み期間を迎え、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は、ライフジャケット着用の徹底を呼びかけている。なじみが薄いかもしれないが、特に子供は海水浴でも着用するべきで、1管は「新たな常識にしたい」としている。【谷口拓未】
ライフジャケットは浮力があるため、波にさらわれたり溺れそうになったりしても海面上に顔が浮かび、呼吸を続けられる。救助されるまで浮き続けられる利点がある。
未着用の場合、風や波の影響で海面上に顔を出すのが難しく、体力の消耗が激しい立ち泳ぎを長時間続けることになる。
着用の推奨は年齢や性別を問わないが、1管は「せめて子供には着させて」と訴えている。過去には浜辺で水遊びをしていた未着用の未就学児が波に足をすくわれて転び、沖に流される事故もあった。浮輪は体がすり抜け、空気が抜けるリスクが高いという。
1管によると、北海道では2024年までの5年間に61人が遊泳中の事故に遭い、ライフジャケットを着用していたのは2人のみだった。17人が死亡、行方不明となった。61人のうち20歳未満が34%、20代が26%。若い人も注意が必要だ。
着用する際は体の大きさに合う適切なサイズ選びが重要。子供の場合は股下を通せるひも付きがオススメという。
一方、海水浴場で遊泳するという当たり前のことも徹底したい。過去5年間に道内で発生した遊泳中の事故のうち、95%は自治体などが管理や運営をしていない海水浴場以外の場所で発生している。
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