空自F2戦闘機が茨城県沖で墜落 訓練飛行中、パイロットは脱出
航空自衛隊のF2戦闘機1機が7日午後0時半ごろ、訓練飛行中に茨城県沖の太平洋に墜落した。搭乗していたパイロット1人は緊急脱出し、救難ヘリコプターに救助された。命に別状はない模様。空自は詳しい状況を調べるとともに、フライトデータレコーダー(FDR、飛行記録装置)など機体の回収を進める。
墜落したのは、空自百里基地(茨城県)所属の機体で、当時、2機で行動していた。うち1機のパイロットが異常を伝える連絡をし、その後、緊急脱出装置を作動させた。
関係者によると、パイロットは男性で、緊急脱出後、海上で手を振るなどして救助ヘリに自身の位置を知らせていたという。
F2は米軍のF16を基に日米で共同開発され、2000年から空自に配備されている。空自の保有数は91機(25年3月末現在)。領空侵犯の恐れがある航空機に対して緊急発進(スクランブル)するなど警戒監視を任務としている。
今回の事故を受けて空自は、F2の飛行を当面見合わせる方向で調整している。
F2を巡っては、19年2月20日、空自築城(ついき)基地(福岡県)所属の機体が訓練中、パイロットの不適切な操作で操縦不能になり、山口県沖の日本海に墜落したことがある。
また、空自では今年5月にも墜落事故が発生。空自新田原基地(宮崎県)所属のT4練習機1機が離陸直後、愛知県犬山市の入鹿(いるか)池に墜落し、搭乗していたパイロット2人が死亡した。【松浦吉剛】
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