山口、福岡、佐賀、長崎で線状降水帯発生の恐れ 9~10日

2025/08/09 11:31 

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 気象庁は9日、山口、福岡、佐賀、長崎各県で9日夜~10日夜、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると発表した。

 九州北部にある前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気が非常に不安定になっており、10日正午までの24時間に予想される雨量は多いところで山口県250ミリ▽福岡、佐賀、長崎、大分各県200ミリ▽熊本県150ミリ――となっている。

 線状降水帯は、数時間にわたりほぼ同じ場所に停滞して猛烈な雨を降らせる帯状の積乱雲群。これまでも2018年の西日本豪雨など多くの豪雨災害をもたらしている。【平川昌範】

毎日新聞

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