札幌市の年間真夏日の日数 101年ぶりに過去最多を更新

2025/08/16 11:24 

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 日本気象協会は16日、札幌市で同日午前10時までに最高気温30・7度を観測し、年間の真夏日日数が過去最多の計32日に達したと発表した。記録更新は101年ぶりという。

 同協会によると、統計の残る1876年以降、これまで最多だったのは1924年の31日。これに続くのは2023年の30日だった。

 今年は6月下旬ごろから南から高気圧が張り出し、本州方面から北海道付近に強い暖気が流れ込みやすくなっていた。月ごとの平均気温も、6月(20・6度)、7月(25・8度)は過去最高の記録となった。

 札幌では向こう1週間、最高気温が30度前後まで上がり、暑さが続く見込み。9月前半にかけても、平年より気温が高くなる予想という。【伊藤遥】

毎日新聞

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