秋の恵みに感謝を 新米を刈り取る「抜穂祭」 北海道・東川

2025/09/04 08:45 

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 大雪山系のふもとに位置し米作りが盛んな北海道東川町の北海道神宮神饌田(しんせんでん)で2日、秋の恵みに感謝を示す「抜穂祭(ぬいぼさい)」があり、同神宮に供える新米が刈り取られた。

 1979年に神饌田に指定された田んぼ18アールは三田和幸さん(48)が所有し、祖父の代から管理する。この日は祝詞の奏上や神楽奉納が行われた後、花がさ姿の早乙女12人と介助役の男性6人が黄金色に実った稲穂が揺れる神饌田へ。北海道のブランド米「ゆめぴりか」が抜穂歌に合わせて鎌で刈られ、神前に供えられた。【宮間俊樹】

毎日新聞

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