台風23号、発達しながら伊豆諸島接近へ 土砂災害の危険性高まる

2025/10/12 18:52 

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 台風23号は12日、和歌山県沖の南を通過し、北東に進んだ。13日正午ごろにかけて、暴風域を伴い発達しながら伊豆諸島にかなり接近する見込み。伊豆諸島は9日の台風22号の記録的大雨の影響で土砂災害の危険性が高まっており、気象庁は不要不急の外出を控え、厳重に警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、台風23号は12日午後9時現在、和歌山・潮岬の南東約220キロの海上を時速約30キロで北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。

 伊豆諸島で13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は35メートル(50メートル)で、13日午後6時までに予想される24時間降水量は多いところで300ミリに達するという。【安西李姫】

毎日新聞

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