伊藤匠叡王、藤井聡太王座から2冠目奪取 将棋・王座戦第5局
将棋の第73期王座戦(日本経済新聞社主催)五番勝負の第5局が28日、甲府市で指され、挑戦者の伊藤匠叡王(23)が藤井聡太王座(23)に97手で勝ち、3勝2敗でタイトルを奪取した。伊藤新王座は2冠となり、タイトル通算3期の条件を満たして同日付で九段に昇段した。藤井王座は2024年の叡王戦に続いて伊藤新王座にタイトルを奪われて6冠に後退し、将棋界は“藤井1強”時代から、同世代で八つのタイトルを競い合う“藤井世代”時代へと変化の兆しを見せている。
伊藤新王座は、緻密な序盤研究と高い終盤力が持ち味。24年の叡王戦五番勝負では藤井王座に3勝2敗で勝ち、藤井王座の8冠独占を崩して注目を集めた。今期王座戦では第1局を落とした後、第2、3局は終盤の競り合いを制して連勝し、先に王手をかけた。第4局に敗れてフルセットになったが、第5局は終始強気の指し手を貫き、終盤の読みでも藤井王座を上回って2冠目をつかみ取った。
終局後、伊藤新王座は「藤井王座とのタイトル戦は1年以上間が空いて不安があったが、結果的に熱戦の、いいシリーズにできてよかった」と笑顔をのぞかせ、藤井王座は「全体として終盤で競り負けてしまった。実力不足だったと思うので少しずつ力を付けていくしかない」と力なく語った。
23年の竜王戦でタイトル初挑戦を果たした際、「『藤井世代』と言ってもらうには、(藤井王座と)いい勝負ができないといけない」と口にしていた伊藤新王座。同世代の藤井王座から2度目のタイトル獲得を果たしたことで「藤井世代」の好敵手として名乗りを上げた。【丸山進】
-
6冠に後退の藤井聡太王座「終盤に競り負けた」 将棋・王座戦第5局
甲府市で指された将棋の王座戦五番勝負第5局で、伊藤匠叡王(23)が藤井聡太王座(23)に勝ち、3勝2敗で王座を奪取して2冠となった。6冠に後退した藤井王座は「…社 会 4時間前 毎日新聞
-
伊藤新王座「まだまだ実感湧かない」 王座戦第5局振り返り
甲府市で指された将棋の王座戦五番勝負第5局で、伊藤匠叡王(23)が藤井聡太王座(23)に勝ち、3勝2敗で王座を奪取して2冠となった。藤井王座は6冠に後退した。…社 会 4時間前 毎日新聞
-
剣道部顧問を傷害容疑で逮捕 被害生徒は脳脊髄液漏出症の重傷 茨城
部活動の剣道部での指導中に男子生徒を突き飛ばすなどの暴行を加え、脳脊髄(せきずい)液漏出症などの重傷を負わせたとして、茨城県警桜川署は28日、桜川市立岩瀬東中…社 会 7時間前 毎日新聞
-
認知症女性から現金1200万円窃盗容疑 元ケアマネジャーを逮捕
ケアマネジャーとして在宅介護を担当していた福岡市の認知症の80代女性の口座から現金を引き出したとして、福岡県警中央署は28日、佐賀県鳥栖市田代本町、無職、松田…社 会 8時間前 毎日新聞
-
ホテルで交際中の留学生を殺害か 32歳の女性逮捕 千葉
ホテルで交際中の男性を殺害したとして、千葉県警は28日、千葉市稲毛区稲毛台町のアルバイト、浅香真美容疑者(32)を殺人の疑いで再逮捕した。浅香容疑者は「間違い…社 会 8時間前 毎日新聞













