岩手県への津波注意報解除 気象庁、引き続き地震に警戒呼びかけ

2025/11/09 20:24 

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 三陸沖を震源とする地震で、気象庁は9日午後8時15分に岩手県に発表していた津波注意報を解除した。気象庁は「今回地震が発生した地域では、過去に同程度の地震が続発した事例もある。今後1週間程度は最大震度4程度の地震に注意する必要がある」と引き続き警戒を呼びかけている。

 地震は9日午後5時3分ごろ発生。盛岡市と宮城県涌谷町などで震度4を記録した。震源の深さは16キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・9と推定される。津波は地震から約30分後に岩手県各地で確認され始め、久慈市と大船渡市が20センチ、宮古市と釜石市が10センチだった。【木村敦彦】

毎日新聞

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