朝鮮半島出身者の証言記録 映画「よみがえる声」15日に福岡で上映
広島、長崎での被爆や炭鉱での強制労働などを巡る朝鮮半島出身者の証言を記録したドキュメンタリー映画「よみがえる声」の自主上映会が15日、福岡市早良区の西南学院大学内にある西南コミュニティーセンターで開かれる。
映画は、在日朝鮮人2世の映画監督、朴壽南(パクスナム)さん(90)と長女の朴麻衣さん(57)が共同で制作し、8月に公開された。壽南さんが約40年にわたって撮ってきた16ミリフィルムの一部をデジタル復元し、近年撮影した映像とともに編集した。
朝鮮半島は1910年以降、日本の植民地とされた。映画には、第二次世界大戦中に広島や長崎で被爆した人、長崎県・端島(軍艦島)や福岡県の炭鉱で過酷な労働に従事させられた人、日本軍の慰安婦とされた人が出てくる。
当時や戦後の苦労を語る姿が、壽南さんの人生の歩みと交錯するような形で描かれている。映画は昨年2月のベルリン国際映画祭でも特別上映された。
上映実行委員会の花房恵美子さんは「悲惨な体験をした人の悔しさや屈辱感、それを乗り越えようとするたくましさを感じ取れる映像です」と語り、上映会への参加を呼びかける。
上映は午前10時からと午後2時からの2回。上映後に朴さん親子が話す。入場料は当日1500円、事前予約1300円、大学生以下は無料。予約は花房さん(092・713・1879、h3emiko@gmail.com)へ。【遠藤孝康】
-
酵母の遺伝子操作で日本酒おいしく? 奈良先端大と月桂冠が解明
奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)の渡辺大輔准教授(微生物学)と、月桂冠総合研究所(京都市伏見区)は、酵母の働きを加速させて日本酒をフルーティーな香り…社 会 1時間前 毎日新聞
-
COP30、ブラジルで10日開幕 脱炭素社会へ試練のとき
地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)が10日、ブラジル北部ベレンで開幕する。世界の気温上昇を産業革命前と比べ1・5度…社 会 2時間前 毎日新聞
-
札幌の「LUUP」、雪解けまでお休み 今季は16日までで提供終了
電動キックスケーターのシェアサービス「LUUP」(ループ)が7月末から札幌市内でサービスを始め、積雪に備えて11月16日で今年の提供を終える。北海道警によると…社 会 4時間前 毎日新聞
-
アルコールの健康リスク、女性は特に注意 少量で肝硬変の恐れも
10~16日は「アルコール関連問題啓発週間」。昨今では、健康被害のリスクから過度な飲酒を避ける取り組みが盛んになったが、特に注意がいるのは女性ということは、ま…社 会 4時間前 毎日新聞
-
「生きてさえいれば何とかなる」 がん患者が語る、仕事を続ける意味
がん経験者とともに治療と仕事の両立について考えるセミナーが、盛岡市の岩手県産業会館で開かれた。国立がん研究センターの統計によると、日本人が一生のうちにがんと診…社 会 5時間前 毎日新聞













