プリンは「主食」 魅力を絵で ゆるーく発信のイラストレーター
年間300食、「主食」というほどのプリン愛で、これまで1200種類以上を食べてきた如月優羽季さん(32)。お気に入りをキャラクター化した「#ぷりんめも」をインスタグラムでつづっており、柔らかくゆるっとしたイラストが目を引く。その投稿数は500を超える。
◇誕生日には「土鍋プリン」
堺市で生まれ育ち、幼稚園の頃から絵を描くのが好きだった。小学生の頃には身近な漫画やゲームを模写するだけでなく、自分でオリジナルのキャラを作って遊んでいた。作り込もうと、キャラの好きな食べ物を設定して自分でも食べてみることにした。杏仁豆腐やラング・ド・シャ。その中にプリンもあった。小学3~4年の時、たまたま食べた市販のプリンが柔らかくプルプルとした食感であることに驚いた。それまでプリンはなんとなく固い食感のイメージを持っていたからだ。
元々は飽き性だという如月さん。しかしプリンは蒸すのかゼラチンで固めるのかで食感が変わるほか、形状や味に至るまで幅広い種類がある。中には透明でゼリーのようなプリンや、カボチャやイモから作られたベジタブルプリンといったものまで。徐々に、奥深いプリンの世界のとりこになった。毎年の誕生日はケーキではなく、一人鍋サイズの「土鍋プリン」を地元の洋菓子店で買ってもらって食べるほどだった。
◇プリン専門店からコラボ依頼も
社会人になってからは、コンビニやスーパーで週替わりで新しいプリンが出ると欠かさず買って食べている。中でも衝撃だったのは、2021年ごろに「カラメルゼリーに恋したバタープリン」を食べた時だった。苦さとは違うカラメルの濃厚さ、独特の食感……。「自分が恋をしたと思った」。その感動を絵にすることができないかと考え、インスタグラムでイラスト付きの記録を載せ始めた。
現在では、投稿を見た全国のプリン専門店から「プリンを送るので食べて書いてほしい」という依頼を受けて店とコラボレーションしたり、店内にイラストを飾る形で個展を開いたりすることもある。
本業は会社員のデザイナーで、プリンのイラストレーターとしての活動は切り分けている。「アレルギーのある人のために卵や牛乳を使わないプリンもあるように、作り手の気持ちをプリンを通して知ることができる。いろいろな人にプリンの多様性を知ってほしい」といい、今後もゆるく発信していくつもりだ。【長沼辰哉】
◇きさらぎ・ゆうき
1993年生まれ、堺市出身。本名は檀浦侑宇希。府立港南造形高を卒業後、デザイン制作会社などを経て、今は貸会議室業の会社でデザイナーとして働く。インスタグラム(yuuki_pudding25)のイラスト作成は片道1時間半の通勤時間を利用している。
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