フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ最終戦フィンランド大会は２２日、ヘルシンキでペアのフリーがあり、ショートプログラム（ＳＰ）５位の日本の「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組（木下アカデミー）は１２５・５９点、合計１９３・１２点で４位に終わり、逆転での表彰台はならなかった。ＳＰを終えて３位まで２・６６点差で迎えたフリーだったが、届かなかった。

　２人は結成３季目。９月の２０２６年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック予選で日本史上初となる「２枠目」の代表枠を獲得し、ＧＰ第４戦ＮＨＫ杯では自己ベストを大幅に更新して４位に入るなど急成長を遂げている。【ヘルシンキ倉沢仁志】