学歴詐称疑惑で前市長が失職したことに伴う静岡県伊東市選で初当選した杉本憲也市長が２５日、就任後初の定例記者会見に臨みました。その中で、今年の伊東市の１０大ニュース、今年を表す漢字を挙げました。１分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「静岡・伊東の新市長が選ぶ今年の１０大ニュースと漢字」を解説します。

Ｑ　杉本市長は１０大ニュースに何を挙げたの？

Ａ　入湯税の引き上げ開始やイタリア・リエティ市との友好都市締結４０周年などのほか、田久保真紀市長（当時）の就任▽学歴詐称疑惑問題での市政混乱▽新市議会議員誕生▽杉本市長誕生――を挙げました。田久保前市長の学歴詐称疑惑で市政が混乱したことを反映し、一連の問題に関連するものを４本選びました。

Ｑ　今年を表す漢字に挙げたのは？

Ａ　「選」でした。「選ぶことの大切さを私を含めて市民が学ぶ１年だった」と振り返りました。

Ｑ　杉本市長はどんな人なの？

Ａ　就任初日に「（名字でなく）かずや市長と親しみを持って呼ばれるようになりたい」と話していました。記者会見でも「かずや市長」と書かれたネームプレートをつけて登場し、「市民に親しみを込めて呼んでもらいたい」と話していました。