複数の学生にハラスメント 弘前大、教育学部教授を停職処分

2025/12/26 09:47 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 弘前大は24日、教育学部の教授が複数の学生に対し、ハラスメント行為をしたとして、同日付で停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。弘前大によると、教授は複数の学生に対し「不適切な指導」「性的な発言」「不必要な接近・身体的接触」などの行為を継続的に行っていたという。今年1月から8月にかけて、複数の学生から申し立てがあり、調査の結果、確認された。

 教授は過去にもハラスメント行為が疑われる事案を起こし、教育学部から注意・指導を受けていた。福田眞作学長は「再発防止策の徹底を図るとともに、学生が声を上げやすい環境の一層の強化に努めたい」とコメントした。【松本信太郎】

毎日新聞

社会

社会一覧>