サッカー関西1部・生駒に元代表の播戸新社長 「カズさんに来て…」

2025/12/24 20:50 

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 サッカーの関西1部リーグのクラブに、いずれも元日本代表の新社長と新監督が就任することになった。奈良県生駒市を本拠地とし、2026年シーズンからチーム名を変更して生駒FC奈良となるクラブは24日、元代表FWの播戸竜二社長(46)、元代表DFの高木和道監督(45)の就任を発表した。

 25年はヴェラーゴ生駒の名称で活動し、現在は国内5部相当。26年は日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指し、将来のJリーグ入りを見据える。

 東京都内で記者会見した播戸社長は「(ミッションとして掲げた)すべては元気のために何ができるか考えている。市民に誇りに思ってもらえるクラブにしたい」と語った。

 元代表FWで25年はJFLのアトレチコ鈴鹿でプレーした三浦知良選手(58)とは3度会って話をしたといい、「社長ができる時が来れば、日本サッカーの象徴であるカズさんと一緒にやりたいというものがあった。カズさんが来たいと思えるようなクラブを作りたい」と意欲を見せた。

 また、一緒に会見した高木監督を見ながら、「カズはカズでも高木カズの方になってしまった」と笑いを誘った。

 今季までJ1ガンバ大阪でコーチを務めた高木監督は「あいつら頑張っているな、戦っているなと思ってもらえるチームを作りたい」と述べた。【江連能弘】

毎日新聞

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