データセンター建設許可 住民が取り消し求め千葉・白井市を提訴

2026/01/09 20:45 

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 千葉県白井市で進むデータセンター(DC)建設を自治体が許可したのは違法などとして、隣接する住宅街で暮らす及川智志弁護士が市を相手取り、開発許可の取り消しを求めて千葉地裁に提訴した。

 DCはサーバーなどを収容し、データの保存や処理をする施設。8日付の訴状によると、白井市復の約13・2ヘクタールに、高さ最大40メートルのDC4棟が計画されている。

 予定地は都市計画法上、開発が抑制されている「市街化調整区域」。白井市は同法に基づきDCを「事務所」として建設できるよう地区計画を決定した上で、11月に開発を許可した。

 及川氏は、市が開発を許可したことは、市街化を抑制すべきだという都市計画法の規定に違反しており、「裁量権を逸脱し違法だ」と主張。建築基準法では多くのDCが「事務所」として建設されているが、実態は「倉庫」や「工場」に該当するため、この地区では建設できないと指摘する。

 及川氏は取材に「法的な観点からDCの実態は何なのか、訴訟で問いたい」と述べた。白井市は「訴状が来ておらず、コメントできない」と回答した。【中村聡也】

毎日新聞

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