姫路城の不審火を発見し通報 火災防いだプロレスラーに感謝状 兵庫

2026/02/05 17:32 

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 兵庫県姫路市は3日、姫路城の大手門付近で2025年11月に起きた不審火を早期発見して通報し、火災を防いだとしてプロレスラーの望月龍斗(りょうと)選手(23)に感謝状を贈った。

 望月選手はプロレス団体「ドラゴンゲート」(神戸市)所属。25年11月9日未明、米国人レスラーに姫路城を案内していた際、大手門付近で火のようなものを見かけた。駆け寄ると、火はほぼ消えていたがラミネート加工された掲示物の一部が燃え、地面に落ちているのを発見。現場から立ち去る不審な高齢の男も見かけ、すぐに110番通報した。建造物に被害はなかった。市はライターなどで放火された可能性があるとして姫路署に被害届を出した。

 感謝状を手渡した清元秀泰市長は「迅速かつ勇気ある行動で大きな火事にならずに済み、世界の宝が守られた」と謝意を伝えた。望月選手は照れ臭そうな笑顔で「大したことをしたわけではないが、大切な文化財が守られて良かった」と話した。【村元展也】

毎日新聞

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