大阪府・市、万博跡地に記念館を建設へ 周辺一帯を「記念公園」に

2026/02/12 19:17 

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 大阪府と大阪市は12日、大阪・関西万博が開かれた同市の人工島・夢洲(ゆめしま)(此花区)に万博の記憶を後世に伝える記念館を建設する方針を決めた。一部保存が決まっている大屋根「リング」の近くに整備し、市が一帯を「記念公園」として管理する。

 府・市が同日開いた会議で明らかにした。1周約2キロのリングのうち北東部分約200メートルを人が上がれる展望台として整備。近くに「EXPO2025記念館」(仮称)を建設し、万博に関する情報発信や交流の場にするという。周辺の約2・9ヘクタールを記念公園として整備し、いずれも市が管理する。

 記念館の整備費は府・市が折半で負担し、国の補助金や企業の協力金を充てることも検討する。管理・運営費には、約320億~約370億円と見込まれる万博の剰余金(運営費の黒字)の一部を活用したい考えで、今後、国の会議で議論する。

 吉村洋文知事は会議後、報道陣に「万博の記憶をよみがえらせ、新たな未来を作っていく場所にできれば」と期待を込めた。【高良駿輔、長沼辰哉】

毎日新聞

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