入試に必要な評定平均を誤認し不合格に 県立高教諭を懲戒処分 兵庫

2026/02/25 21:22 

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 兵庫県教委は25日、阪神地域の県立高校の男性教諭(34)が、教え子の3年生の女子生徒に誤って「(授業の)評定平均値は志望大学の合格基準を満たしている」と伝え、総合型選抜で受験した女子生徒が不合格になっていたと発表した。県教委は同日付で男性教諭を戒告の懲戒処分にした。

 県教委によると2025年7月、男性教諭は三者面談で女子生徒から志望大学について相談を受けた。この大学は、授業の評定平均値が一定の基準を満たすことを合格要件としていたが、男性教諭はこの基準や女子生徒の平均値を確認せずに「問題ないでしょう」と回答した。

 女子生徒は同年8月に大学の事前のプログラムを受け、成績優秀として受験と入学金全額免除を認める通知を受けた。男性教諭は9月に女子生徒から評定平均値が基準を満たしているか再度確認された際に「満たしている」と回答。女子生徒は10月に評定平均値が記載された調査書を大学に提出したが、不合格とされた。

 不合格を知らされた男性教諭が評定平均値を確認すると、基準を満たしていないことが分かったという。男性教諭は「前後の生徒の調査書と見間違えたかもしれない。十分な確認を怠り、取り返しの付かない事をしたと深く反省している」と話しているという。【山田麻未】

毎日新聞

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