12歳タイ少女に性的サービスさせる 店舗経営者が起訴内容を否認

2026/03/02 13:44 

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 12歳だったタイ国籍の少女に性的なマッサージをさせたとして、児童福祉法違反などに問われた個室マッサージ店経営、細野正之被告(52)は2日、東京地裁で開かれた初公判で「(少女が)未成年とは知らなかった」と起訴内容を否認した。少女は母親に連れられてタイから来日し、店に引き渡されていた。

 起訴状によると、細野被告は2025年6~11月、店舗型性風俗特殊営業が禁止されている東京都文京区湯島で性的サービスを提供する個室マッサージ店を営業。18歳未満だった少女に多数の男性客へわいせつ行為をさせ、同年8月には自身にも性的なマッサージをさせたとされる。

 警視庁によると、少女はタイで祖父母や妹と暮らしていたが、母親から「一緒に日本へ行って仕事をするよ」と言われ、25年6月に2人で来日。入国後は空港からすぐに店へ連れてこられたとみられる。母親は少女に「あなたはここに残って働いて」と伝えて出国していた。

 少女は1カ月間で60人近くの客に性的なマッサージをさせられており、「家族のためと思って働いた」と話しているという。

 25年9月に少女が東京出入国在留管理局(東京都港区)に助けを求めて発覚。少女が稼いだ売り上げの一部は細野被告から母親の知人名義の口座に送金されていた。ブローカー組織が関与した可能性がある。【安達恒太郎】

毎日新聞

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