岩手県、ガバメントハンターを新たに5人採用 緊急銃猟支援など担当

2026/03/02 14:44 

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 クマによる人身被害が相次いだ岩手県の県庁で2日、狩猟免許を持つ県職員(ガバメントハンター)の発足式があった。新たに5人を採用。クマによる被害の軽減に向けて、公務員ハンターたちは気持ちを引き締めた。

 5人を代表して盛岡市の袴田亮さん(66)が「今年もクマが出没している。警戒して職務に当たりたい。狩猟者としての経験、知識を踏まえて、クマ被害防止対策の最前線にいる市町村に助言をしたい」と語った。

 県は公務員ハンターを野生動物管理専門員と名付けた。市町村の判断で市街地で発砲できる緊急銃猟の支援、わなによる捕獲、ハンターの技術向上に向けた研修会の講師を担当する。

 達増拓也知事は「みなさん有害鳥獣対策の経験があり、頼もしく思っている。山と人のバランスが崩れて、クマが大量出没する事態になった。市街地の真ん中でも出没が増え、不安が増している。県民の安全、安心を確保するため、今日が大きな一歩になると確信している」と激励した。【山田英之】

毎日新聞

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